2022年8月6日、アニメ「ONE PIECE」(ワンピース)の新作映画「ONE PIECE FILM RED」が公開になります。
2021年11月にビジュアルが解禁された後、謎の少女の存在がずっと話題になっていました。
そして、2022年4月13日に新たな特報映像が公開され、その謎の少女が「ウタ」という名前であり、なんと赤髪のシャンクスの娘だということが分かったんです!
これにはファンもびっくり!
シャンクス「ウタ… 離れていてもお前は一生 おれの娘だ」
— (@TW_LD_) April 12, 2022
⤵︎ ︎シャンクスの娘と聞いた瞬間の俺はこちら#ONEPIECE #OP_FILMRED pic.twitter.com/abpih6njqf
これを受けて、ウタの母親が誰なのかがSNS上で話題となっており、さまざまな説が考察されています。
そこで今回は「ウタ」は本当にシャンクスの娘なのか、そして母親は誰なのかというSNS上の考察をまとめ、最後に一番有力な説をズバリ予想していきたいと思います!
関連記事:ワンピース|ウタの声優は上白石萌音が有力!年齢が近く尾田先生も推している?
シャンクスの娘「ウタ」の母親は誰?
4月13日の特報映像で、ずっと謎の人物だった少女が「ウタ」という名前であり、シャンクスの娘だということが分かりました。
次に気になるのは「ウタの母親が誰なのか」ですよね!
ウタちゃんの右側はシャンクスの遺伝子によるものだとしたら左側は誰なのだろう…
— (@ktus_zZz) April 12, 2022
この後ろの人母親っぽい気もする🤔
#OP_FILMRED pic.twitter.com/CQyopwhPFE
SNSでは、母親についていくつかの説が考察されています。
その考察を1つずつ見ていきながら、ウタの母親が誰なのかを検証していきましょう!
母親はマキノ説
まず1つ目の説は、ウタの母親はマキノ説です。
ウタの母親はマキノさん??か???
— (@burnout120) April 12, 2022
マキノさんとは、ルフィの故郷である東の海のゴア王国フーシャ村にある酒場の店主です。
しっかり者で笑顔を絶やさないマキノさんは、ルフィにとって姉のような存在として描かれています。
そんなマキノさんがウタの母親ではないかとの説が出た理由は、1枚の扉絵と尾田先生のSBSに対する回答にあります。
まずその扉絵というのが下のツイートの画像です。
この画像はワンピース62巻614話の扉絵のカラー版で、マキノさんが子どもを抱えている様子が描かれています。
よく見るとこの赤ちゃん、髪が茶色ですよね。
マキノさんの髪は上の画像だと分かりづらいのですが、深緑色です。

そしてシャンクスはその呼び名の通り赤色の髪です。

赤と緑は混ぜると茶色になります。
つまり、茶色の髪を持つ赤ちゃんはマキノさんとシャンクスの子供!?という説が出来上がったんです。
ちなみにシャンクスはフーシャ村に滞在していたことがあり、マキノさんの酒場のお客さんでしたのでしっかり面識があります。
シャンクスが村を出ることが決まった時は、マキノさんも寂しそうでした。
もしかして好きだったんですかね!?
さらには、ワンピース63巻のSBSで尾田先生が以下のように回答されています。
とりあえずマキノさんの父親は今現在明らかにはなってはいない。
— sizuku@カーチャン💉💉💉 (@sizuku0322) April 13, 2022
ワンピース63巻、SBSより引用。 pic.twitter.com/W5uvLcQzdw
赤ちゃんはマキノさんの子供であり、父親を「あの人」と言っています。
マキノさんと繋がりのある人で、父親の可能性がある「あの人」って年齢的にもシャンクスっぽいですよね。
ちなみに年齢に関しては尾田先生がSBSで答えてくださっています。

しかし、シャンクスがフーシャ村に滞在していたのは約12年前。
その時シャンクスは27歳、マキノさんは19歳くらいでちょうど良い年齢差にも思えますが、実はその頃ウタもすでに7歳前後だったんです。

上の画像は特報第2弾で公開された動画の1シーンです。
この時シャンクスはトレードマークであった麦わら帽子を被っています。
しかしシャンクスは12年前、この帽子をルフィーに渡しています。
つまり、この画像は12年以上前ということ。
隣に立つウタは12年以上前の時点ですでに7歳前後(容姿から推測して)であるため、もしもマキノさんの子供ならマキノさんが12歳くらいでウタを産んだことになります。
つまり時系列的にマキノさんがウタの母親ということはありえないんです。
このことから、母親がマキノ説の可能性は低いと考えられます。
しかし尾田先生の回答から考えてマキノさんの抱いている赤ちゃんは、ウタではないシャンクスとマキノさんの別の子供なのではないかと思います。
母親はルナーリア族説
2つ目は、母親がルナーリア族説です。

ルナーリア族とは、かつてレッドライン上の「神の国」住んでいた絶滅したはずの種族です。
自然界のあらゆる環境で生存でき、発火する体質を持っています。
名前から月に関係する種族とも言われていますね。
翼を持っていて白髪という特徴から、同じく翼を持ち髪の半分が白髪のウタもルナーリア族、つまり母親はルナーリア族なのでは?という説が出ています。
#ONEPIECE
— ケロリン (@kerokerorinn620) April 13, 2022
ウタちゃん翼がある?シャンクスの娘なら母親は誰なんだろ?🤔 pic.twitter.com/OA5qBjYLCQ
ウタちゃんが、本当にシャンクスの実の娘だとしたら…母親は誰なの!? 赤髪はシャンクスの。白髪が母親の遺伝?白髪って言えばルナーリア族を思い浮かべちゃうけど🤔#今週のワンピ pic.twitter.com/VjibH7Fb3k
— 【ワンピース考察】 (@manganouA) April 12, 2022
しかし、幼い頃のウタには翼がありませんでした。

このため、ウタの翼は取り外しができる装飾品の可能性があります。
ルナーリア族の特徴をまとめると以下のようになります。
- 黒い翼(取り外し不可)
- 白髪
- 褐色の肌
- 発火する体質
ウタの翼は赤色と白色であり、肌も色白です。
この特徴から見る限り、ウタはルナーリア族の特徴には当てはまらないため、母親がルナーリア族という可能性も低くなります。
しかしルナーリア族についてはまだ謎の部分が多いため、何かウタとも関係している可能性はありますね。
母親は空島の住人説
3つ目は母親は空島の住人だと言う説です。

ルナーリア族と同じく月と関係のある空島の人たち。
先ほどルナーリア族には翼があるけれど、ウタの翼は装飾品だと述べました。
同じく空島の人たちも翼を持っていますが、実は彼らの翼は取り外しができる装飾品なんです!

これに関しては尾田先生が公式ファンブック「ONE PIECE YERROW」に書いていらっしゃいます。
空島の住人やシャンディアの羽根が装飾品と言う事は公式キャラブック③の「ONE PIECE YELLOW」にて記載されているので公式な扱いになります。
(引用元:Yahoo!知恵袋)
翼の色も白色ですし、ウタのビジュアルもスカイピア(空島)の住人に似てるような・・・。
胎児循環の勉強してて、臍の話で急にスカイピア思い出した
— Yuya Omura (@murako_blues) September 8, 2019
まゆみたんもコニスたんくらい可愛くあれ。 pic.twitter.com/hLcXLGgrmI
ウタの母親が空島の住人である可能性はありそうですね!
母親は天竜人説
4つ目は、母親は天竜人説です。
天竜人とは、800年前に世界政府を作った20人の王の末裔であり、レッドライン上にある聖地マリージョアに住んでいる種族の事です。
ではなぜウタの母親が天竜人という説が出たかというと、実はシャンクス自身がが天竜人なのではという説があるからです。
ガープが赤髪を嫌ってる、そして天竜人も嫌ってる。つまりシャンクス天竜人説。 pic.twitter.com/M1SA2lSy96
— ぷーちゃん (@tiburagi0000) March 30, 2022
シャンクスは天竜人の最高位であり、世界政府の最高権力者である五老星とも繋がっています。
また、尾田先生がSBSで、シャンクスがおそらく赤ちゃんの頃からロジャーの船に乗っていたであろうことをごまかしています(笑)
これにより、ロジャーが天竜人の赤ちゃんだったシャンクスを拾い育てたという考察が繰り広げられ、シャンクスが天竜人の可能性が高まりました。
もし本当にシャンクスが天竜人の血を引いているのならば、ウタの母親も天竜人という可能性はありますね。
ウタはシャンクスの義理の娘説

そしてウタとシャンクスは実の親子ではなく、義理の娘だという説もあるんです。
なんでみんなウタがシャンクスの実の娘だと思ってんだろ…
— (@modemyoooon) April 13, 2022
ベルメールさんとナミみたいに義理の親子の可能性もあるでしょ
ワンピースでは、血のつながりがなくても親子としての繋がりがある人物たちがたくさんいます。
エースと白ひげ、ナミとベルメール、チョッパーとヒルルクなどがそうですよね。
そしてシャンクスにとっても自分を拾ってくれたロジャーが育ての親のような存在です。
ロジャーが血のつながりのない自分を育ててくれたように、シャンクスもウタを本当の娘のように育てたのではないでしょうか。
ここで注目すべきシャンクスの言葉があります!
シャンクスの言葉に注目!
4月13日に公開された特報第2弾で、シャンクスがウタは義理の娘なのでは?と思わせるような台詞を言っているんです。
それがこちら、
「ウタ、離れていてもお前は一生俺の娘だ」
(引用元:YouTube)
この台詞ですが、少し違和感を感じませんか?
もし本当の親子なら、離れ離れになる時にあえてこんな言葉をかけるでしょうか?
ウタが本当の娘ではないからこそ、シャンクスは離れていても自分の娘だということを言葉にして伝えたのではないでしょうか。
つまり、ウタはシャンクスの義理の娘である可能性が高いと考えられます。
「シャンクスの娘」はウタの虚言だった説
もう1つ気になる説が、シャンクスの娘というのはウタの虚言だという説です。
ウタは能力者の可能性があり、その能力で嘘を本当にしてしまうのではないかというんです!
ではウタの能力とシャンクスの娘であることにどのような関係があるのか見ていきましょう。
ウタの能力に関係してる?
今回の映画「ONE PIECE FILM RED」の特報映像ではこのような字幕とナレーションが入っています。
彼女の名前は「ウタ」
世界の歌姫
その「歌声」が全世界を変える
その歌声がもたらすのは 永遠の幸せか、無限の牢獄か
つまり、ウタは自身の歌声で人々を操れる能力がありその能力で幸せも不幸も作れてしまうということだと考えられます。
映像の中には音符が下から湧き上がるようなシーンがあります。

このことからも音符や楽譜、歌声といった音楽に関係している能力なのではと予想できます。
しかし、この能力を使っていると思われるシーンでウタは泣いています。
もしかしたら、自分の意志に反して誰かに能力を利用され人々を操っている可能性もあるかもしれません。
そしてルフィーから「シャンクスの娘」という台詞が!
「娘がこんなことやってるのに、シャンクスがだまってる訳ねーだろ!」
(引用元:YouTube)
ウタはシャンクスの信念とは相反するようなことに能力を使ってしまっているのかもしれないですね。
このルフィーの台詞から推測すると、
- ルフィーもウタの能力により虚言を信じたまま戦っている
- ウタが本当にシャンクスの娘(義娘)だと分かっていて戦っている
このどちらかだと考えられます。
そうするとシャンクスの娘というのはウタの虚言だという説の可能性もなくはないですね。
ズバリ!ウタはシャンクスの義理の娘と予想!
SNS上で考察されている様々な説について検証してきましたが、その結果、筆者個人としては
「ウタはシャンクスの義理の娘」と予想します!
やはり、シャンクスの「離れていても一生俺の娘だ」という台詞は義理の娘だからこそ使った言葉だと感じます。
そして、ウタの母親に関しては「天竜人説」が濃厚なのではないでしょうか。
シャンクス自身も天竜人であるとするなら、敵対するはずの海賊であるロジャーの元で育てられた自分とウタを重ね、天竜人でありながら自由を求めるウタを娘のようにかわいがっていたのではと考えられます。
仲間や家族、自由と義理人情を大切にしているワンピースの世界観と合っていてしっくりくるように感じました!
まとめ

今回は「ONE PIECE FILM RED」に登場するウタの母親についてのを説を検証し、まとめました。
結果、筆者はウタはシャンクスの義理の娘であり、母親は天竜人と予想しました!
今後も新しい情報が解禁になる可能性があり、ウタの母親に関してはまた新しい説が出てくるかもしれません。
いろいろな考察を楽しみながら、映画の公開を待ちたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
