東京オリンピックでメダル候補と言われている、新種目の3人制バスケットボール『3x3(スリー・エックス・スリー)』。
3x3女子日本代表選手でエースの馬瓜ステファニー選手ですが、親のどちらかが日本人のハーフではありません。
両親共に、ガーナ共和国出身です。
日本生まれ・日本育ちの馬瓜ステファニー選手ですが、日本代表になるには日本国籍の取得が必須です。
両親は未成年だったステファニー選手のために、一緒に日本に帰化申請をしたという、泣けるエピソードがあります。
また、両親のバスケットボール経験や身長についてもご紹介します!
馬瓜ステファニーのプロフィール
馬瓜ステファニー
(まうり すてふぁにー・Stephanie Mawuli)
女子バスケットボール選手
生年月日:1998年11月25日
年齢:23歳
身長:182cm
体重:78kg
国籍:日本
出身地:愛知県東郷町
出身高校:桜花学園高校
所属:トヨタ自動車アンテロープス
ポジション:CF
背番号:33
馬瓜ステファニー選手は、元々5人制バスケットボールでアジア選手権や世界選手権に出場していました。
3x3を始めたきっかけは、きっかけは2018年夏のアジア競技大会。
3x3日本代表にケガ人が出たため、5人制の代表から急遽選ばれたのが馬瓜ステファニー選手でした。
2018年の大会では初めての3x3にも関わらず銀メダル。翌年2019年には金メダルを獲得しています。
現在は、5人制と3人制、両方の競技で活動しています。
[ad01]
馬瓜ステファニーの両親の国籍や身長・職業は?
馬瓜ステファニー選手の両親は、アフリカ大陸の西部に位置するガーナ共和国出身です。
ガーナ・チョコレートで有名な国ですね。カカオの生産量は世界で1、2位と言われています。
馬瓜ステファニーの姉エブリンもバスケ五輪日本代表!
馬瓜ステファニー選手の両親の紹介の前に、お姉さんについて少しご紹介します。
姉の馬瓜エブリン選手も、東京オリンピックの5人制バスケットボール・女子日本代表選手。
姉妹で五輪出場を果たした馬瓜姉妹ですが、両親はバスケットボールやスポーツ経験はあったのでしょうか?
馬瓜ステファニーの父親の職業・身長
馬瓜ステファニー選手の父親の職業は、エンジニアです。
日本に来日する前からエンジニアをしていて、日本には留学目的で来日しました。
その後馬瓜ステファニー選手の母と結婚し、日本に定住することになりました。
スポーツ選手ではなく、スポーツ経験があったという話しは今のところ出てきていません。
馬瓜ステファニー選手の父親の身長はどのくらいなのでしょう?

引用元:朝日新聞DIGITAL
こちらは馬瓜ステファニー選手の姉・エブリン選手が中学時代の時の家族写真です。
馬瓜エブリン選手は、中学時代にすでに身長180cmあったと名言しているので、父親の身長も180cmはあるのではないでしょうか。
馬瓜ステファニーの母親の職業・身長
馬瓜ステファニー選手の母親は、フランシスカさん。

左:エブリン・中央:母親・右:ステファニー
父親が日本に来た2年後に日本に来日し、日本で馬瓜ステファニー選手を出産しました。
母親のフランシスカさんの職業、スポーツ経験については明かされていません。
フランシスカさんの身長は、父親より少し低い10cm〜20cmほど低いようです。
身長182cmの馬瓜ステファニー選手と並んでも少し低いくらいなので、170cmくらいはありそうですね。
馬瓜ステファニー選手の高身長は、両親から受け継いだのかもしれません。
馬瓜ステファニーの両親の国籍は?
ガーナ共和国出身の馬瓜ステファニー選手の両親ですが、現在の国籍は『日本』です。
日本代表になった馬瓜ステファニー選手が帰化するのは分かりますが、なぜ両親も日本国籍を選ぶことになったのでしょうか?
馬瓜ステファニーの帰化申請エピソードが泣ける!
馬瓜ステファニー選手が帰化したタイミングは明らかにされていませんが、姉エブリン選手の帰化申請と同じ時期に帰化したのではないかと考えられます。
馬瓜エブリン選手が中学2年生のときに、両親が帰化申請(外国人が日本の国籍を取得し、日本人になる)をしています。
エブリン選手が第1回アジアU16 女子バスケットボール選手権大会の日本代表メンバーに選ばれたのですが、この時は日本国籍を持っていませんでした。
日本代表として出場するためには、日本国籍が必要です。
しかし、未成年が帰化申請をする場合、国籍法8条によって以下のように定められています。
父または母、もしくは両親と一緒に帰化申請する場合
父または母が日本国籍の場合(日本人に帰化している場合含む)
引用元:ビザ申請・帰化申請NAVI
未成年だったエブリン選手は、父または母、もしくは両親と一緒に帰化申請しなければいけませんでした。
日本の法律では、日本に帰化する場合は他の国の国籍は捨てなければいけません。
日本に定住しているとはいえ、母国の国籍を捨てることは両親にとっては一大決心だったのではないでしょうか。
また、帰化申請のためには日本語のレベルテストなどもあり、「小学校3年生以上のレベルの日本語能力」が必要と言われています。
両親は漢字を使ってのレポートやテストのために、相当勉強していたと、姉の馬瓜エブリン選手が語っています。
「両親に、この先、日本代表としてプレイしていきたいという気持ちをきちんと伝えました。生まれも育ちも愛知県の私たちと違い、親にとっては大きな決断だったと思いますが、私の気持ちを受け入れて日本国籍を取ると決めてくれました。ただ、帰化の申請って大変なんですよ。両親は長年日本で働いているので会話に不自由はありませんが、漢字を使ってレポートを作成したり、テストを受けたりしなくてはいけないので、相当勉強していました。子供心に、何十年も日本で暮らして心は日本人なのに、こんな大変な思いをしなければ認められないのかと、歯痒い思いもしましたが、両親には本当に感謝しています。このときから、必ず日本代表になって、恩返ししようと強く思うようになりました」(馬瓜エブリン)
引用元:事業構想
家族で日本国籍を取得し、日本代表として活躍する馬瓜ステファニー選手。
今後の活躍も楽しみにしています!