「ゆっくり茶番劇」の商標登録の炎上が話題となっています。
そこで今回この記事では、「ゆっくり茶番劇」について、わかりやすさをモットーにまとめてご紹介します。
さらに、一番初めに「ゆっくり」を制作したといわれるZUNさんや「ゆっくり実況・ゆっくり解説・ゆっくり茶番劇の違い」、今回の炎上についてファンの声をまとめました。
※この記事はネット上の情報を元にまとめており、内容の真偽は不明です。
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ゆっくり茶番劇ってなに?徹底解説!

ゆっくり茶番劇とは、東方Projectなどのキャラクターと音声ソフトを使って、会話劇をする動画の事です。
「ゆっくり」という動画のジャンルで、YouTubeやニコニコ動画にアップロードがされています。
ゆっくり動画に使われるキャラクターに「霊夢・魔理沙」がいます。
その中で、さらに種類が「実況・解説・茶番劇」と分かれています。
ゆっくりの歴史をもっと細かく掘り下げて詳しく説明していきたいと思います。
ゆっくりを一番最初に作ったのは、zunさん

「東方Project」のZUNさんが原作者です。
ZUNさんが、1996年に「東方靈異伝」というゲームを作ったことがすべての始まりです。
そのゲームのキャラクターの中に「魔理沙と霊夢」というキャラクターがいます。
東方projectとは?
『東方Project』(とうほうプロジェクト)は、日本の同人サークルの上海アリス幻樂団によって製作されている著作物のこと。
『東方Project』の作品を一括して『東方』と称することもある。
引用:Wikipedia
ZUNさんは、『東方Project』のゲーム開発に携わる作業をほぼ個人で行っているそうです。すごすぎますね!
ファンからは、神主と呼ばれています。
次は、ゲーム作品からなぜ「ゆっくり」が生まれたのかをもっと細かく説明していきます。
ゆっくり魔理沙と霊夢について解説します
※画像の左が魔理沙、右が霊夢です。
ZUNさんが作ったゲームの第1作目の「東方靈異伝」(とうほうれいいでん)という作品の主人公が「霊夢」(れいむ)です。
そして、第2作が「東方封魔録」(とうほうふうまろく)という作品で、その中に登場したのが「魔理沙」(まりさ)でした。
2chの掲示板で、頭だけになった霊夢と魔理沙が「ゆっくりしていってね!!!」と話すアスキーアートになって、
それがネット掲示板で広まりました。
そのアスキーアートがイラスト化されたのがこの絵になります。
↓
※アスキーアートとは、コンピュータの画面上に文字を縦横に並べて絵に見立てたもの。広義には横に数文字を並べて顔に見立てた顔文字など様々な形態のもの。AAと略されることも。
引用:IT用語辞典
いまでは、「ゆっくり霊夢」「ゆっくり魔理沙」と呼ばれています。
そして、この2人のイラストを使いながら音声ソフトを使った動画のことを「ゆっくり」というジャンルの一つになりました。
音声合成ソフト「SofTalk」「棒読みちゃん」がよく使われていましたが、いまでは「ゆっくりムービーメーカー」というソフトが主流になっています。
簡単にまとめ
ZUNさんがゲームを作る。
↓
そのキャラクターがアスキーアートになる。
↓
アスキーアートがさらにイラスト化される。
↓
そのイラストと音声ソフト組み合わせて動画になったのが「ゆっくり」ということです。
※ZUNさんが、東方シリーズの二次創作を許可してくれているおかげで、「魔理沙と霊夢」のイラストが使われた「ゆっくり」の動画をつくることができているってことです!
ゆっくり動画を作っている人のことを「ゆっくり実況者」と呼ばれています。
しかも、無料で使っていいと許可してくれているんです!太っ腹ですよね。
ゆっくり実況・ゆっくり解説・ゆっくり茶番劇の違いは?
気になる「ゆっくり」には、「実況・解説・茶番劇」の3つ種類があります。
- 【ゆっくり実況】は、「ゲーム」の実況をしている動画の事です。
- 【ゆっくり解説】とは、色々なジャンルについて動画の中で解説することです。
- 【ゆっくり茶番劇】とは、短い演劇でコント風にまとめられている動画です。
「ゆっくり」動画を拝見してみたところ、抑揚が少ない棒読みっぽい音声で淡々と話していて、とても耳に入って来やすかったです。
ゆっくり解説
解説は、芸能エンタメ系から知識系までジャンルがとても幅が広く勉強になります。
ゆっくり実況
魔理沙と霊夢が淡々とゲームを実況中継してくれるのがとても癖になります。
ゆっくり実況は、ゲーム好きが夢中になること間違いなしです。
ゆっくり茶番劇
ゆっくり茶番劇はアニメを見る感覚で見れて楽しめそうですね!
いいリズムで見れるのが気持ちよくて、人気になる理由が分かりました!
ゆっくり動画は、2022年時点で「ニコニコ動画で64万件、YouTubeで950万件以上」で合計1000万以上あると確認されました。
今回の炎上についてファンの声
なぜ、「ゆっくり茶番劇」がここまで炎上しているか簡単にまとめてご紹介します。
ZUNさんが作ったキャラクターで「ゆっくり」というジャンルができて、ZUNさんが無料で使用していいよと言ってくれていたので、
「ゆっくり実況者」としてYouTube動画作ったり、利用している方が沢山いました。
そんな中、原作者でもない柚葉さんが勝手に商標登録をして、「ゆっくり茶番劇は私のものです。文字として使うなら使用料を年間10万円支払いしてください」といった内容をツイートして炎上しました。
※5月18日の現在は、使用料は無料にしましたと声明を発表しました。
しかし、「ゆっくり」ファンからすると無料にするからそれでいいという訳ではなく、商標登録自体を取り消すべきだという声が多く集まっています。
さらに、Twitter上では、こんなハッシュタグが連日トレンド入りしています。
原作者のZUNさんへのリスペクトの思いや、「ゆっくり」を守るためにファンが一致団結していてすごいですね。
まとめ
そこで今回この記事では、原作者のZUNさんや「ゆっくり実況・解説・茶番劇の違い」、今回の炎上についてファンの声をまとめました。
ゲーム作品のキャラクターがアスキーアート化されて、それがイラストになって、「ゆっくり」という一つのジャンルにまで成長したのがすごいですよね!!
これから、商標登録が取り消しになるのか、柚葉さんがどんな対応をしていくのか、展開から目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事はネット上の情報を元にまとめており、内容の真偽は不明です。
